平安時代に、幼児成長、安産、災厄避け、等を目的とした人形供養が興りました。
天児(あまがつ)が男子、這子(ほうこ)が女子を、それぞれに見立てます。その人形に息を吹きかけて分魂封入をする息入れをおこなって、自身の穢れを人形に移します。そして一定期間供養した後、河川や海に流したのです。これが日本の人形の原点であり、今日の雛流し供養の原型であります。
今般、当山ではこの雛人形を用いた厄除け祈祷を復活する事としました。彫刻師真田耕地先生制作のひな型人形に息入れ作法をおこない、明年二月まで本堂御寶前にて雛人形をお祀り致します。御本尊大仙智明大権現様に御祈念申し上げます。
流しびな祭は、当山前の隅田川にて、木造船を浮かべ、雛人形を乗せて災厄を流す祭祀を執行致します。祈念作法は古式陰陽道の神祭式に則り、真言密教の御法樂を以て厳重に勤めます。
当山参詣の皆様には、是非この勝縁に、お申し込み戴きまして、ご自身の除災招福と身体健全を発願ください。 息入れは直接して戴くか、山主住職が代行するか選べます。流しびな祭は、ご自身で川流しを見届けて戴きますので御参列ください。 |
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祈 願 料 |
一金5,000円也 |
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申 込 | 随時受け付けております。当山に直接お申し込みください。 |
申込方法 | 所定の用紙にご記入の上、祈願料を添えてお申し込みください。 |
受付期間 | 執行日の前月末まで受付いたします。 |
息入れ式 | 息入れをご自分でする場合は、日時を予約して戴き、当山本堂にて息入れ式をおこないます。約20分程度で済みます。住職に代理を依頼戴く場合は、当方にて吉祥を卜して息入れをおこないます。 |
時 間 |
午前10時より |
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会 場 | 大仙院本堂にて読経。のち当山前隅田川大仙橋上に移動。 洒水加持、願文奉読、雛流しを執行。木造船に雛人形を乗せて流します。 |
記 念 品 | 終了後、祈願札を授与し、菓子等を差し上げます。 |
服 装 | 正装でお越しください。(礼服以外でも可) |
駐車場所 | 当日は当山境内に駐車できます。多数の場合は別途御案内します。 |